普通に関するエトセトラ
自分は悪い意味で普通でない
普通とは言えない崩壊した家庭に生まれ
普通とは言えない学生生活を送り
普通とは言えない状況で父と兄が家族を捨て
普通とは言えない母が癇癪を起こし攻撃を受け
普通とは言えない形で自身も家族と絶縁し
普通とは言えない流れで働き始め
普通とは言えない職場環境で気を病み
普通とは言えない何もない空っぽな生活を送っている
これらの普通は僕を特別にする要素ではない
自分の価値を下げ相対的に相手からの価値も下がる
普通じゃない要素を自分らしさと解釈するには
何らかの特別な要素が必要なのだ
それが自分にはない 何も持ち合わせてないのだ
自分らしく生きていたいが世間がそれを許さない
徐々に許される世界になりつつあるような気配があるが
それは特別な何かを持った者だけが許されるものなのだ
自分を騙すことなく生きることが出来ないこの世の中に
自分の居場所はあるのだろうか...
息苦しい 朝起きたら世界が変わっていれば良いのに