ジムに関するエトセトラ
梅雨時の鬱陶しい湿気と生暖かい風に吹かれながら
週二回程度通っているジムに重い腰を上げて向かった
歩いて5分程度なのでそれほど不快感を感じることもないのだがつい服装に迷いが出てしまい
長袖のサラッとしたスウェットにハーパンツという
何とも言えないスタイルにしてしまった
家の中ではそれほど違和感を覚えなかったが
やはり外に出てみれば、じとっとした気候も相まって
服装選びに失敗したことをふつふつと痛感する
新しく始まった朝ドラの昼放送終わりに
ジムに向かったのだがそれなりに混んでいた
冷房も効いており外にいるよりは快適だから
皆来ているのだろうか 理由は定かではない...
これと決めた幾つかのマシンを
無理のない範囲でこなすこと約1時間と少し
その後バイクを漕ぐこと約10分
休憩込みで約2時間滞在した
我ながら頑張った方だと思う
話が少しずれてしまうようで申し訳ないが
ジムに通ってみると他人の行動が
普段生活している時よりも敏感に察知してしまう
複数人で集まり一つのマシンを占領している男性陣に
形容し難いホモソーシャル感を覚え心がざわざわする
彼らはお喋りがてらジムに来ており
本来の目的から外れた行動をしているような気がするしいい歳して1人では何も出来ないのかと内心要らぬことを思ってしまう
はたまたこんな人にも嫌悪感に似たものを感じてしまうと言うのも今に始まっことではないが使用したマシンをアルコール消毒済みの備え付けのタオルで
拭き取ると言う暗黙の了解がある
しかしながら中には自身が使用する前にマシンを拭き取りマシン使用後には拭き取らずに去ってしまう人がいるのだ汚れたマシンを使いたくないのは分かるのだが
一体全体何故自分が使った後に拭き取らないのか...
何だか自分さえ良ければそれでいいと言う自己中心的な考え方がその人の根底にあるのではないかと
訝しんでしまい心底グッタリしてしまう
他人に対する気遣いの欠如がジムでは
普段の生活より鋭敏に感じてしまうのだ
根っからの気にしいの私にとっては
不特定多数が集まる場は
こう言った違和感を覚えることが多い
もう少し寛容になればいいのだろうが一筋縄ではいかない心の狭い自分と共存を図る生き方を
現在進行形で模索中だ