forgets-me-notsのブログ

思い煩うことなく愉しく生きよ

エンタメに関するエトセトラ


チケットの払い戻しにセブンイレブンに向かう


心の底から楽しみにしていたが

昨今のコロナの影響で中止になった公演

坂本裕二 朗読劇2021 

「忘れえぬ、忘れえぬ」「初恋」と「不倫」


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坂元裕二作品は誰も個人的に刺さり

「カルテット」などは繰り返し観ている


今回の公演を楽しみにしていた反面 

朗読劇と言うこともありチケット代が

それなりにしたので高額の返金に歓喜

タンス貯金に回すことにした


払い戻しついでにほうじ茶シュークリームを購入


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ほうじ茶の香ばしい香りがしつつ

甘さは控えめなので食べやすい


ダイエットを始めて早半年完食は控えていたが

あまりの美味しさに週に一度だけ

食べてもいいのではと甘い考えが浮かんでしまう


先の朗読劇に続きD.A.N.のライブ公演も

しれっと中止になっていたことを知る

 

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前々から楽しみにしていたし

6月なのでコロナ禍を何とか逃れて

実現すると思っていただけに

これまたショックを受ける


自分の生活はつくづくライブ等の

エンタメに支えられているのだと痛感した


この公演があるからこの日まで頑張ろうと思える

そんなものがぽっかりなくなってしまったので

頑張る理由が全く持ってなくなってしまったのである


デッドラインがいよいよ近づいてきている

期日は6月末尾 

7月を上手く迎えられるかどうかにかかっている

梅雨入りし気圧の影響もあってあからさまに

行動力がすり減ってしまっているので

動ける時に動かなければと思いつつ重い腰が上がらない


さてはて私の未来はどうなるのか

社会やこれを見ているあなたにとって

僕の人生など取るに足らない瑣末なことだが

どうか見届けてほしい


これから少ないながらも楽しいことや

比較的多いであろう悲しみを共有出来ればと思うので

どうか見届けて欲しい 宜しくお願いします

普通に関するエトセトラ

自分は悪い意味で普通でない


普通とは言えない崩壊した家庭に生まれ


普通とは言えない学生生活を送り


普通とは言えない状況で父と兄が家族を捨て


普通とは言えない母が癇癪を起こし攻撃を受け


普通とは言えない形で自身も家族と絶縁し


普通とは言えない流れで働き始め


普通とは言えない職場環境で気を病み


普通とは言えない何もない空っぽな生活を送っている


これらの普通は僕を特別にする要素ではない

自分の価値を下げ相対的に相手からの価値も下がる


普通じゃない要素を自分らしさと解釈するには

何らかの特別な要素が必要なのだ

それが自分にはない 何も持ち合わせてないのだ


自分らしく生きていたいが世間がそれを許さない

徐々に許される世界になりつつあるような気配があるが

それは特別な何かを持った者だけが許されるものなのだ


自分を騙すことなく生きることが出来ないこの世の中に

自分の居場所はあるのだろうか...


息苦しい 朝起きたら世界が変わっていれば良いのに

故郷に関するエトセトラ

"For a man who no longer has a homeland, writing becomes a place to live."

— Theodor Adorno

(もはや故郷を持たない者にとっては、書くことが住む場所になるのだ)


故郷がなくなった、いや自ら捨ててしまった

私にとってこの言葉はどう作用するのか...


救いとなる言葉なのだろうが、今ひとつ理解が追いつかない 自己表現することでアイデンティティの形成に繋がると言うことなのだろうか?色々な媒体で私は自身の考えを発信してきた 他人からすれば取るに足らないような内容で反応が無いことが大半なのだが、それでも書くこと つまり多少飛躍するが表現することが住む場所となっているのだろうか?

帰る故郷のない私に常に付き纏う孤独感を少しでも和らげる事の出来る救いの言葉なのだろうか?今のところ言葉の本質を理解出来ていない私にとっては何だがモヤモヤする言葉に過ぎない...

今こうやって悩んで逡巡していることこそがこの言葉の本質なのだろうか?


いやそもそも言葉に救ってもらおうなんて考えが甘いのかもしれない これまで他人に否定されて拒絶され続けた人生を誰かの言葉を頼りに自分自身を支えるのは限界がある 他人に否定され拒絶されたのなら同じくらい むしろそれ以上に同意され受け入れられるのが本質的な救いではないのだろうか?孤独を覚え何事も独りで乗り切ろうとしてきたが最早それらの行動は正常に作用しておらず 堂々巡りで行き場を失っている 他人に依存するのはよくない それは充分にわかっている しかし他人に救いを求めることは悪ではないのだ 頼るべき時に頼り支えて欲しい時に支えてもらう それくらいのわがままを言っても罪にはならないだろう


こんな堂々巡りの思考が私を作り上げている

こうも面倒な相手 人様からしたら願い下げであろう

自分を見誤ることなく生きねばならぬと実感した...

ジムに関するエトセトラ


梅雨時の鬱陶しい湿気と生暖かい風に吹かれながら

週二回程度通っているジムに重い腰を上げて向かった


歩いて5分程度なのでそれほど不快感を感じることもないのだがつい服装に迷いが出てしまい

長袖のサラッとしたスウェットにハーパンツという

何とも言えないスタイルにしてしまった

家の中ではそれほど違和感を覚えなかったが

やはり外に出てみれば、じとっとした気候も相まって

服装選びに失敗したことをふつふつと痛感する


新しく始まった朝ドラの昼放送終わりに

ジムに向かったのだがそれなりに混んでいた

冷房も効いており外にいるよりは快適だから

皆来ているのだろうか 理由は定かではない...


これと決めた幾つかのマシンを

無理のない範囲でこなすこと約1時間と少し

その後バイクを漕ぐこと約10

休憩込みで約2時間滞在した 

我ながら頑張った方だと思う


話が少しずれてしまうようで申し訳ないが

ジムに通ってみると他人の行動が

普段生活している時よりも敏感に察知してしまう

複数人で集まり一つのマシンを占領している男性陣に

形容し難いホモソーシャル感を覚え心がざわざわする 

彼らはお喋りがてらジムに来ており

本来の目的から外れた行動をしているような気がするしいい歳して1人では何も出来ないのかと内心要らぬことを思ってしまう


はたまたこんな人にも嫌悪感に似たものを感じてしまうと言うのも今に始まっことではないが使用したマシンをアルコール消毒済みの備え付けのタオルで

拭き取ると言う暗黙の了解がある

しかしながら中には自身が使用する前にマシンを拭き取りマシン使用後には拭き取らずに去ってしまう人がいるのだ汚れたマシンを使いたくないのは分かるのだが

一体全体何故自分が使った後に拭き取らないのか...

何だか自分さえ良ければそれでいいと言う自己中心的な考え方がその人の根底にあるのではないかと

訝しんでしまい心底グッタリしてしまう


他人に対する気遣いの欠如がジムでは

普段の生活より鋭敏に感じてしまうのだ


根っからの気にしいの私にとっては

不特定多数が集まる場は

こう言った違和感を覚えることが多い

もう少し寛容になればいいのだろうが一筋縄ではいかない心の狭い自分と共存を図る生き方を

現在進行形で模索中だ

日焼け止めに関するに関するエトセトラ

気温が徐々に上がり始めそろそろ半袖で

1日を過ごしてもいいかなと思う今日この頃

なんとなく気温の上昇に伴い紫外線が気になり

積極的に日焼け止めを塗ることにしている


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今使っているのは少し紫色がかっており

肌をトーンアップさせる効果があるらしい

昨今の状況下でマスクを常につけているので

正直なところトーンアップをしている実感はない

がしかし元々地黒で顔色も悪くクマも酷いので

多少なりとも誤魔化そうと使ってみている


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ここでつい最近買った新しい日焼け止めがある

先程紹介した日焼け止めはほぼ新品の状態で

余りある状態なのだがパッケージに惹かれて買ってしまった

いつも日用品を買っているAmazonでは

既に売り切れており元値より高い

よく分からない仲介会社しか選択肢しかなかったので

何だがそこで買うのは悔しく血眼になり

色々なサイトを巡っているうちに

ヨドバシカメラのネットサイトで

定価より安く手に入れられることを知り

勢いで買ってしまったが後悔はしておらず

むしろ手に入れられた達成感でかなり満足している


話は少しずれるが化粧水がなくなったので

たまには違うものを使ってみたいと思い

最近無印の美白化粧水というものを買ってみた

効果は今の所あるのかはっきりとは分からないが

使い続けることに意味があると思い

一先ずなくなるまで使ってみることにした


美白化粧水を使いっているのに

こんなことを考えるのは

矛盾しているのかもしれないが

いつの頃からか続く美白こそが正義という風潮は

そろそろ廃れていってもいいのではないかと思う

(紫外線から肌を守るというのは悪ではないと思うが)

人それぞれ個性があり勿論肌の色も個人差がある

誰しも肌を白くしたいと思う

昨今の美白ブームに便乗する必要があるのか疑問が生じる


美しくなりたいと思うのは素敵なことだし

それに対して努力を惜しまないのは素晴らしいことだしかし同時に誰しも生まれ持った姿でいることに

誇りを持ってもいいのではないのか?

多様性がどうとか何かと議論になっているが

こと美白に関して多様性の議題に

あまり挙がらない気がする

努力を否定するわけはないし

美しくなりたいという気持ちも否定しない

けれども根本的に美しさの定義を見直す時期が

そろそろ来てもいいのではないかと感じる


化粧品会社の安い謳い文句のようで嫌になるが

自分らしい美しさを追求するという流れになって欲しい

己を否定せず自身に見合った美しさを追求する

そんな風に考え方が変わればきっと豊かになる

考え過ぎかも知らないが白人至上主義や

人種差別主義といったある種の呪いに伴った

固定化された美意識に対する息苦さを感じている人が

救われるのではないかと思う


美しくなりたいという美への追求

そして危うさを伴った主義主張に基づく呪い


私は明確にどちらの立場にもつけずにいる

曖昧な立場でいるのがきっと楽なのだろう...

最近買ったものに関するエトセトラ

5/16()今年は例年より梅雨入りが早いようで

天気予報を見るとしばらく雨が続くようだ

夜寝つこうとすると若干の暑さと湿気で

少しストレスを感じ早くもエアコンをつけてしまう

エアコンのあまりの快適さに感動してしまう

電気代の心配があるが

今年は快適さを取ることにしよう


最近手にして良かったもの


空気階段の踊り場Tシャツ

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単独公演のTシャツで

遅ばせながらデザインに惹かれ購入した

デザインにはEMCが関わっているらしく

なるほどなという完成度である


空気階段はごくごく最近好きになったところである

きっかけはラジオを聞いたのがきっかけである

2021/5/10 現在で212回約30分あるので

聴き始めた頃にはすでにかなりの回数になっていたので

最新回を聴きながら過去回を遡る形を取っているが

なかなか最新回まで追いつかないので

少しズルいようだが話題になった回を

掻い摘んで聞くようにしている 

連続性はあるが話は理解出来るので

特に問題がないような気がする


せっかくなのでラジオを聴いて欲しいので

内容をネタバレするつもりはないが

空気階段2人の人生の転機が散りばめられている

単純計算で約4年ラジオをやっているので

当然と言えば当然なのだけれども

色々な変化が訪れる

何だか自分の人生と比べると余りにも激動で

憧れと驚きに包まれながら常に聴いている

ラジオを聴いているうちに2人の激動の人生の中に

追体験しているようで自身の平凡な日常に刺激を感じる

コントもテレビやYouTubeで見ているが

実際に生で見たことがないので今の状況下が終われば

是非ともライブに行きたいと思っている


ラジオを聴きながらふと人生を振り返る

何か考えがまとまりそうでまとまらない

気づけばそれなりに時間がかかってしまい

気分が散漫になってしまう 

まあそれも悪くないかなと思い

今日も日が暮れていくそんな1日




自己開示に関するエトセトラ

私は自己開示が苦手だ

いや苦手というよりしないほうが良いと

痛感することが多かったため憚るようになった


私自身実感することはあまりなかったが

側から見ればあまり幸せな家庭で育ったわけでなく

人生の来歴を話すと大抵の場合相手に引かれてしまう


こんな経験から馬鹿な私なりに学び

初対面の人やある程度距離感のある相手に対しては

自己開示を行わないように努めている

その方が多少なりとも不幸で自己肯定感の低い

自分自身を見せなくていいから

他者と関わるには気を遣わなくて良くなるのだ


私の人生の8割はなかったことにしている

あまり明るい過去がないし話していても楽しくない

それ故聞いている方も飽き飽きしてしまうだろう


悩み相談をすることが多いが

大抵は解決しない事ばかり

寧ろ解決しないからこそ話して共有したいのだと思う

解決することは自問自答すれば大抵どうにかなる

行き詰まりどうしようもないことを

相談という形で報告したいのだ


まあ当然解決なんてしないから

話してる私も話された相手も

何だかモヤモヤした感情に陥るので

相談することも辞めた方がいいのかと最近思い始めた


人はそれぞれ生まれた環境も違うし

育った環境も誰1人として同じではない

私より幸せな人は沢山いるだろうし

逆に不幸な人だって同程度いるだろう

自信を誇る訳でもなく卑下する訳でもない

ニュートラルな立場でいたい


がしかし主観及び客観的に考えた時

私の過去が足を引っ張り出す

過去を言い訳にするのは良くないと分かりつつも

ついつい追い込まれた時に過去のせいにし

逃げ道にしてしまう 我ながら卑怯者だ


ここまで具体例を出してないが、出すに出せないのだ

と言うのも理由は分からないが

過去の記憶がかなりぼんやりしているのである

思い出そうとしても記憶にない

家族の繋がりなんて全く持って記憶に残ってない

ぼやっと嫌なことがあったな

その程度で済ます問題ではきっとないが

深入りするほど記憶がないのでどうしようもない


人は嫌な経験を深く記憶を深く刻む傾向にあると思う

それはきっと同じ経験を繰り返さないため

けれど私は殆ど覚えていない

ひょっとするとある程度を

超えると忘れる仕組みなのか

人間の仕組みは不思議なものである


語れるほどの過去がない自分

誇れるほどのない現在の自分

明るい将来を見いだせない未来の自分

そんな空虚な自分と向き合い続けているが

何かこれといって残っているものはない


伽藍堂な私に人としての価値があるのか

考えれば考えるほど迷路に迷い込んでしまう

そんな人生をこれからもきっと歩むのだろう

ないものねだり

ないものねだり

兄姉に関するエトセトラ

誰しも生まれや育ちは異なりその環境に幼少期は大きく影響を受けて成長していくだろう

子は親を選べないし 親も子を選べない

家族の繋がりとは簡単には切れない糸の様なもので

そこには良い点もあれば悪い点もある


こと自分のことを冷静に振り返ると良い記憶がない

そもそも幼少期のことを明確に覚えていないと

言う理由もあるがそれは今は置いておこう


私には歳の離れた兄と姉がいて

私が末っ子という構図だ

2人は絵に描いたような体育会系で

スポーツ万能で勉強は少し苦手だった

母は2人に習って同じように

スポーツに関する習い事を私にさせたが

何をやっても上手くいかない

努力もそれなりにしていたと思うが

根本的に何かが足りていないため

それらの習い事に太刀打ちできなかった


そんなことから母からは冗談めかして

他の家から貰われてきたのではないかと

事あるごとに茶化されたことを覚えている


こんな経験を繰り返すうちに

スポーツに対する拒絶感と

比較対象に上がる兄と姉に劣等感に

似たようなものを感じ始め気付いた頃には距離を置き

全く話さなくなっていた

それが小学生の低学年の頃だったはず


以降私は兄と姉とは正反対に生きることに努めた

時期はそれぞれ異なるが

書道を始めたりピアノを始めたり 

所謂文化的な活動に勤しんだ

それなりに器用だった私はそれなりの結果を出せた

それが積もり積もった劣等感を少しだけ和らげた


兄弟の仲が良いと言う他人の話を聞くと

現実味をイマイチ感じることが出来ない

私にとっては血は繋がっているものの

それ以上でもそれ以下でもない

他人のようなものである


今となっては兄は家族との確執

(私は家族の事を意識したりすることがなかったので

事情が分からないが何かあったらしい)

があり絶縁してしまっている

姉は母と共に暮らしているがやはり幼少期からの

距離感を変えられることが出来ず

まともに話した記憶がない


他人に限りなく近い血が繋がっただけの存在

この期に及んで関係性を変えられないし

変えようとも思わないので死ぬまで

今までの状態が続くのだろう

私にとってそれが自然なことで

無理のない関係性なのだけれども

側から見ればやはりおかしいらしく

時に指摘られると何かアクションを起こすべきなのか

と思い悩むこともある

がしかしこれまでの習慣を変えるのは容易くなく

相当な気力がないと出来ないとで腰が重い


兄弟間の関係性は希薄であるようでないものなので

後日また機会があれば話したいが

親子の繋がりも希薄な私にとっては二十代半ばにして

懐かしむ環境も不安な時頼るような完成性もない

つまりは独りぼっちなのだ


この先の人生独りで生きていく覚悟を早くに決めた

家族という名の呪縛から逃れた影響で

独りで生きていく人生を課せられた


寂しい人生ではあるが私の不器用さも相まって

この道以外では生きていけないようだ

ふと不安に陥った時戻る場所がないのは

不安を増幅されるが

これが私が生きる道なのだと言い聞かせている


繋がりも戻る場所もない不器用な自分を

上手く乗りこなす度量を手に入れるのが目下の目標だ

人との距離のはかりかた

人との距離のはかりかた

  • plenty
  • ロック
  • ¥204

透明人間

普通に生きるとは何故こうも難しいのだろう

他人と同じように働きたい 

ただそれだけなのに社会はそれを容認してくれない

自己分析や他己分析も行った

それでもどの会社からも必要とされない

きっと分析が足りておらず

圧倒的に欠落してる部分が存在しているのだろう

しかしながらいつまで時間が経っても

その欠落に気付くことができない

それ故問題も解決しない 堂々巡りがここに完成する


今は何とか食い繋いでいるがそれも時間の限界

他人から見ればよくもまあ

甘い世界で生きているなと揶揄されるだろう

そんなこと自分が一番理解してる

何とか抜け出そうと自分の出来る努力はしている

でも一度ハマった沼は簡単には抜け出せない


このコロナ禍で人と人との繋がりが希薄になり

元々友人の少ない私の孤独は更に加速した

そして追い討ちをかける様に社会との繋がり

つまり仕事も私を必要していないのである

こうなるといよいよ何からも必要とされていない

透明人間が出来上がってしまう

さてはてどうしたものか透明人間を

誰が一体見つけ出してくれるのか

そもそも存在しているのかさえ怪しい


世間も自分自身も透明人間でいることを許容出来ない

日に日に透けていく私の存在

それを感じ取ってくれる人がいる

何とか限り生きられるが

居なくなればあっという間に消えてしまう危うい存在


いつまで存在していられるのだろう

消えてしまうのも時間の問題だろう

透明人間になりたくないな 

でも足掻く力も尽きそうだな


自分を救えるのは自分だけ

透けるを止められるのも自分だけ

透明人間になってしまわぬ様何が出来るのか

今の私には皆目検討もつかない

こうして透けていくんだろうな 切ないな

透明人間

透明人間